丸いまな板
木の丸いまな板をずっと探していました。でも、探すと案外見つからない。そこで地元、大五木材さんにお願いしてオリジナルのまな板を作ってもらいました。
サイズは30cmと23cmの2種類で、どちらも厚みは3cm。まな板として重すぎず、軽すぎて動いてしまうこともありません。大きなまな板を出すまでもないシチュエーションには23cmがおすすめです。
また、丸いまな板は野菜を切りながらくるっと回して、匂いの強いものや生ものを
新しい面で切ると、毎回洗わなくても良いし、場所もとらないので、狭い調理台の上で重宝します。
なにより木のまな板は包丁の当たりがやわらかく粘りがあって刃物を痛めませんし、切っている自分の手もくたびれません。
木のまな板は使用前に水に濡らしたあと、布巾で拭いてからご使用ください。また、肉や魚を切った後は、お湯ではなくかならず水で洗ってください。束子などでよく磨き、しっかり乾かすことをおすすめします。
長く使用してできる刃傷や汚れは、削り直しで新しい面を出す事ができます。削り直しは当店にて対応いたしますのでお問い合わせください(別途料金必要)。
*2枚目の写真は約2年使用した様子
イチョウ(銀杏)
長寿で生命力が強いとされているイチョウは、材に最適な粘りと弾力があり、包丁の刃を痛めず、耐水性もあります。木屑が出ないことからまな板に最適な材の一つと言われています。
ホオ(朴)
ホオは、水によく耐え、刃物を痛めないことから、まな板の素材の定番として知られています。匂いもほとんどなく、食材に余計な匂いをつけることもありません。
青森ひば
木曽檜、秋田杉と並んで日本三大美林の一つ。ヒノキチオールという芳香物質を含んだ爽やかな香りと腐食に強い対朽性が特徴。
サワラ(椹) サワラは桧(ヒノキ)に似ていますが桧より少し軽く、香りが少ないことから食べ物に匂い写りがしません。さらに水によく耐える性質があるため、お櫃やかまぼこ板、飯台、経木など食べ物に直に触れる用途によく使われています。
サワグルミ(沢胡桃)肌が白く、丈夫で耐久性が高いことから東北地方では昔からまな板、下駄材、経木、杓子などに利用されています。軽いので重いまな板が苦手な方に。
ヒノキ(桧)愛媛県産 油成分が多く含まれるため乾燥に強く、抗菌作用に優れた木目の詰まった材で作られています。見た目以上に重量感あり。まな板特有の黒ずみ汚れが少ないのが特徴。